2月4日についに『僕のヒーローアカデミア』33巻が発売されました!!待ってた〜😭
ずっと読みたくてうずうずしていた日々でした。今回はネタバレを極力さけつつ、感想を書きたいと思います。後半の方はネタバレを含むので、ネタバレを見たくない方は前半部分だけでも読んで頂けると嬉しいです!それでは、いきましょう〜!
33巻の感想(ネタバレなし)
一言で言うなら、とにかく泣ける話が詰まっている
この一冊を通して、泣ける部分がたくさんある!と思いました。
一人の高校生に責任がのしかかっていました。自分しか解決できない、だから自分が犠牲になってもいい。自分が犠牲になってみんなが幸せならそれでいいのだと、、、。そんな想いが伝わり、切ない気持ちになりました。「みんな」が幸せになればいいと思っているのですが、その中に「デク本人」はそのみんなには含んでいないまま行動してしまっています。またそれが読んでいて切なくなります。
そんな中やっぱり救ってくれるのは、「仲間」なんだと思います。この33巻を読んで特に感じました。クラスのみんながそれぞれのデク君に対する想いを告げていくところに感動しました。
自分一人で困難なことを成し遂げないといけないと思ってしまいます。しかし、そこには助けてくれる仲間がいる、一人じゃないんだと教えてくれる場面が多かったです。こんな友達がいる、クラスみんなで助けてくれるってそうそうないからこそ、より一層このA組みんなの良さが詰まっていました。デク君と同じ歩幅で一緒に進んでいける仲間、隣にいてくれる人の大切さが非常に身に沁みます。
1巻からここまで読んできている人は特にこの33巻で思うことがたくさんあったのではないでしょうか?あ〜みんな頑張っているんだなってすごく感じますね。それぞれの想いが丁寧に描かれています。
ここからネタバレを含みますので、無理だー!って方はストップです🙅🏻♂️
感想(ネタバレあり)
自分の弱さを認めた瞬間
ここのシーンが好きな方が多いのではないでしょうか!1巻からこの33巻までずっとデクのことをいじめてきたかっちゃん。デクの本質や自分の弱さを痛感するたびに自分の弱さを知って、その度に成長してでも認めたくなくて。でもそこで「自分を認めてあげる」強さを示した瞬間でした。
場面が幼少期から次第に、中学、高校、今となってるのもその度に、かっちゃんが思っていたこととリンクするかのように描かれていてここも感動しました。そして最後に、
「ごめん」と。今まで突っ張ってきた爆豪君からこの「ごめん」が出るとは思っていなかったです。そ自分の弱さを認め、今までしてきたことにきちんと謝れる姿に涙です。ここの場面だけだと、そこまで?かと思うかもしれません。しかし、1巻〜見ていくとかっちゃんの成長と認めたくない自分の複雑な感情を感じることができます。
未成年が「みんな」のために
「No.324未成年の主張」でのお茶子に涙しました。
人が笑っている顔が好きなお茶子。これは一般市民のことももちろんありますが、近くにいるクラスメイトや前線で頑張っているヒーローたちに向けても言っています。
デクを助けるために、雄英高校の屋上で、お茶子の主張をします。
デクは自分の力で周りに迷惑がかかると思い、自ら学校を去ります。そこでデクが学校に戻ってくることで避難している人たちにも危害があるかもしれません。そこの不安を取り払おうとお茶子が頑張ります。
自分の好きな人たちが笑顔で笑っていられるようにと。
ヒーローが辛い時、しんどいとき誰がヒーローを助けてあげられるでしょう。それは周りの人の応援や 労ることがヒーローたちの救いになるのだろうなと感じました。ヒーローはみんなを守るけど、ヒーローを守ってくれるのは、皆さんです!って聞こえてきます。
でもそれは、言わない。言わない中で、私たち読者も、この中にいる一般市民の人にも伝えようとするところもすごいなと思いました。
最後にOFA
OFA(One For All)は人々の心が紡いできた力の結晶です。
この33巻を通して、一つ一つは繋がっているのだと思いました。A組のみんながデク君をつなぎ、お茶子が人々とデク君をつなぎ、そしてこの先、みんながみんなのことを少しでも考えられたら、みんながみんなを繋いでくれるのではないでしょうか?
本当に33巻は最高です!!ぜひ気になる方は、手に取ってほしいですし、読んでほしい気持ちでいっぱいです!
書店で買うと、33巻には、堀越先生描き下ろしのピンナップが付いてきます。(なくなり次第終了です)本屋さんによってはランダム配布だったり、セット販売だったり、自分で選べたりと異なりますので、ご注意ください。
ちなみに私は、根性の自引きです笑
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